伊勢ヶ濱部屋について

About us

伊勢ヶ濱親方からのご挨拶

親方からのご挨拶

MESSAGE.

私は幼少期をモンゴルで過ごし、少年時代に相撲と出会いました。日本の伝統文化である大相撲に魅了され、19歳で角界に飛び込みました。以来、伊勢ヶ濱部屋で厳しい稽古に励み、関取、そして横綱へと駆け上がることができたのは、多くの方々の支えがあったからこそです。

そして今、新たな使命を胸に、伊勢ヶ濱部屋を引き継ぐこととなりました。私自身が経験してきた苦難や学びを、未来の力士たちに伝え、強く、そして人としても立派な力士を育てることが私の務めだと考えています。

これからも部屋一丸となって、日本相撲協会の発展に貢献し、相撲の魅力を世界に広めていけるよう精進してまいります。

今後とも温かいご支援とご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

伊勢ヶ濱親方の紹介

伊勢ヶ濱親方の紹介

PROFILE.

伊勢ヶ濱春雄(元第73代横綱 照ノ富士春雄)

いせがはまはるお

生年月日 1991年11月29日
出身地 モンゴル・ウランバートル
最高位 第73代横綱
初土俵 2011年1月
引退場所 2025年1月
生涯戦歴 523勝275敗231休(82場所)
幕内戦歴 366勝207敗197休(52場所)
幕内戦歴 幕内優勝 10回
十両優勝  2回
幕下優勝  1回
三段目優勝 0回
序二段優勝 0回
序ノ口優勝 0回
殊勲賞   3回
敢闘賞   3回
技能賞   3回
金星    0個
決まり手の傾向 寄り切り   63%
押し出し   19%
上手出し投げ  6%
その他    12%

1991年生まれ。モンゴル・ウランバートル出身。2010年には四股名「若三勝」として間垣部屋に入門。2013年に伊勢ヶ濱部屋へ移籍し、四股名「照ノ富士」に改めた。その後、順調に昇進を続け、関脇時に自身初となる幕内最高優勝を果たし、2015年には、大関へと昇進。ところが、怪我と病気に苛まれ、序二段まで陥落する。2021年、大関に再昇進した同年5月場所で優勝したことで前場所に続く連続優勝。綱取りとなる同年7月場所も「優勝次点」の14連勝を挙げ、令和初となる第73代横綱に昇進。度重なる怪我や病気による負け越しや休場が続いて序二段まで陥落した後、そこから横綱昇進を果たした史上初の力士である。2025年1月場所をもって現役を引退した。

稽古の特徴

稽古の特徴

CREED.

不屈の精神と感謝を心に。

伊勢ヶ濱部屋の稽古は、厳しさの中にも温かさがあります。それは怪我や苦難を乗り越えた者だからこそ、精神な強さと支え合う大切さを知っているからです。
若手から経験豊富な関取まで、一人ひとりの個性を尊重し、それぞれの特徴を活かした「可能性」を引き出す指導を大切にしています。
相撲界に足を踏み入れてくれた、伊勢ヶ濱部屋の門を叩いてくれた。その感謝をお返しすることはひとりひとりと真剣に向き合い、強い力士にすることだと考えております。
そして、日々支えてくれる方への感謝を忘れることなく、一日一日の鍛錬が恩返しに繋がると信じ、今日も厳しい稽古を行っています。

伊勢ヶ濱部屋の新しい未来像

伊勢ヶ濱部屋の新しい未来像

VISION.

もっと多くの人たちに
相撲の魅力を伝えていきたい。

伝統と格式を重んじながらも、伊勢ヶ濱部屋は常に新しい時代へ歩み続けています。力士とは国技である相撲を継承し、日本古来の侍の姿を残し、次の世代へ伝えていく特別な存在であると考えます。相撲への感謝と恩返しを胸に刻み、私たちにしかできない未来を切り拓いていきます。
その中心には、次世代を担う子どもたちの育成があります。相撲クラブを通じて、礼儀を学び、仲間とともに心身を鍛え、相撲の魅力や格好良さを伝えていくこと。それが私たちの使命であり願いです。また、若い世代や海外の方々にも、この日本が誇る伝統文化「相撲」の素晴らしさを広げ、もっと多くの方に好きになっていただきたいと願っています。伊勢ヶ濱部屋はこれからも相撲の可能性を信じ、次の時代へ力強く前進します。